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歴史映画紹介


ロック・ユー(2001年)


A Knight's Tale/アメリカ

監督:ブライアン・ヘルグラン

<キャスト>  ウィリアム:ヒース・レジャー  ローランド:マーク・アディ  アダマー伯爵:ルーファス・シーウェル  ジョスリン:シャニン・ソサモン 他

2001年劇場公開(SPE)



A Knight's Tale Trailer



14世紀。世はフランスとの百年戦争の真っ只中。舞台はイングランドなので、直接百年戦争に関する場面は出てこないが、台詞の中に海の向こうの戦争の話題がのぼることがある。この作品の舞台になっているのは前半戦のころ。この時代最大の英雄である黒太子エドワードがある重要な役回りで登場してくる。


中世ヨーロッパで盛んだった馬上槍試合。騎士や、従騎士同士の一対一の戦いである。本来貴族しか出場できないこの戦いに、主人公ウィリアムはたまたま出場してしまい勝利を収めた。その後、身分を偽り出場するようになったウィリアムは、連戦連勝を続け、ヒーローになった。友人、恋人、仲間たちとの出会いを経て、ウィリアムは成長していく。下層民の出身で、ただ貴族たちを下から眺めるだけの存在だったウィリアムは自分の運命をねじ伏せたと思った。しかし、ライバルに自分の素性を知られてしまい、彼は繋がれてしまう。


クイーンのロックの名曲で始まるオープニング。その他にも多くのロックの名曲が収録されている。それをBGMに繰り広げられる騎士同士の熱い戦い。運命を変えるには、自分の力だけでは不可能だ。仲間や、理解者の協力があってこそ。しかし、それを手に入れるためには、自分の力以外に頼るものはない。最後まで、真っ直ぐに戦い抜こうとするウィリアムの姿は素晴らしいと思った。


おススメ度: 『グラディエーター』『パトリオット』に続く史劇スペクタクル。なんてパッケージにはあったが、そのつもりで観るべき作品ではないと思う。主人公の成長を描くストーリーはいい意味でセオリー通り。肩の力を抜いて素直に楽しめばよい娯楽作。戦いの場面である馬上槍試合は単なるぶつかり合いだけなので、あまり戦いの迫力は見られなかったと思う。ああいう単純なぶつかり合いの中に駆け引きが見られなかったのは残念。BGMとしてかかっているロックは、このタイトルのために作られたのかと思えるくらいにはまっていたと思う。おススメ度はとしている。





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