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歴史映画紹介


SOSタイタニック(1958年)


A NIGHT TO REMEMBER/イギリス

監督:ロイ・ウォード・ベイカー

<キャスト>  ケネス・モア  オナー・ブラックマン  マイケル・グッドリーフ  デヴィッド・マッカラム 他

1958年劇場公開(東和)



Titanic - A Night to remember trailer 1958



1914年4月14日深夜――。当時最新鋭の豪華客船タイタニック号はイギリスのサウサンプトン港を出港しニューヨークへと向かう北大西洋で、氷山と衝突し、沈没した。乗員乗客約2,200人のうち犠牲者数1,517名(正確な数は分かっておらず諸説あり)は当時世界最悪の海難事故とも言われた。


当時最大最新鋭の超豪華客船の沈没。そこにあった悲劇の数はとても計り知れるものではない。主人公としてタイタニック号の二等航海士の視点で物語は描かれているが、機関士や無線士など必死で乗客を救おうと、危機を外部に伝えようと奮戦する姿。最期を悟り、別れを済ませ船に残る紳士の姿。危機を全く理解していない乗客たちが時間を追うごとに事態を飲み込みパニックになっていく姿。すぐ近くで停船している貨物船に一縷の望みをつなぎ信号弾を上げ続ける姿。パッケージに、「数あるタイタニック号関連の映画の中で最も評価が高い」とあったがその評価は誇張ではない。良質のパニックムービーである。


おススメ度: タイタニック関連映画の中で、確認できる最後のモノクロ映画がこの『SOSタイタニック』なのだそうだ。大ヒットした1997年の映画『タイタニック』などのような最新技術で製作されたような映画の迫力とは比べてはならないが、煙突が折れて乗客の上に落ちてきたりする演出は当時としては革新的であったらしい。モノクロで描かれたことが、沈没迫る船内の不気味な雰囲気を一層強くしているように思う。あくまでもドキュメンタリータッチの手法でドラマとしてはいかがかと思うものの、特にお勧めの一本である。おススメ度はにしている。




【タイタニック号事故】