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歴史映画紹介


ルパン(2004年)


ARSENE LUPIN/フランス・イタリア・スペイン・イギリス

監督:ジャン=ポール・サロメ

<キャスト>  アルセーヌ・ルパン:ロマン・デュリス  ジョセフィーヌ=カリオストロ伯爵夫人:クリスティン・スコット・トーマス  ボーマニャン:パスカル・グレゴリー  クラリス:エヴァ・グリーン 他

2005年劇場公開(日本ヘラルド映画)



Arsene Lupin - Trailer



モーリス・ルブランによりアルセーヌ・ルパンが誕生して100年となるのを記念して製作された作品。この作品では原作『カリオストロ伯爵夫人』をベースにオリジナリティを加えながら映画化しているようだ。自分は子供のころに子供向けに直されたルパン作品しか読んだことしかなかったので、あくまでもこの作品の印象になってしまうけれど……正直、血沸き肉踊るという印象は受けなかった。フランスの娯楽映画としてとてもよい作品だと感じたものの、進行が少々ぎくしゃくした印象をうける。それから少々長い。主人公のルパンは20歳という設定もあり、手際も悪く短慮に見えるところも多い。ルパンとカリオストロ伯爵夫人、それから謎の一団との財宝の奪い合いは見ごたえのある娯楽作品。


物語の始まりは1884年。叔父のスービーズ公爵の家で暮らしていたアルセーヌと、父のもとに、突然、警吏がやってくる。アルセーヌの父親が泥棒であるという疑いがかけられたのだった。父は確かに泥棒だった。父に従って公爵夫人の所有するマリー・アントワネットの首飾りを盗み出して父親に渡したアルセーヌ。しかし父親は誰かに殺害されてしまう。


それから、時がたち20歳になったアルセーヌ。叔父の家から母とともに追放されたアルセーヌは父同様泥棒になっていた。彼はナースになっていた公爵夫人の娘で従姉妹のクラリスと相思相愛になっていた。しかし、そんなあるとき、謎の一団によって湖へと放り込まれるカリオストロ伯爵夫人を助け出したアルセーヌは、伯爵夫人にたちまち魅了されてしまう。


おススメ度: 正直なところ、もっとスマートで渋いルパンを予想していただけに、がっかりの感が強い。映画としては良かったと思うものの、物足りなさも感じる。おススメ度はとしている。




【原作】