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歴史映画紹介


赤穂城断絶(1978年)


日本

監督:深作欣二

<キャスト>  大石内蔵助:萬屋錦之介  不破数右衛門:千葉真一  多門伝八郎:松方弘樹  小林平八郎:渡瀬恒彦  間十次郎:森田健作  浅野内匠頭:西郷輝彦 他

1978年劇場公開


忠臣蔵とは江戸時代・元禄14年3月14日(西暦1701年4月21日)に、江戸城松の廊下で赤穂藩藩主・浅野内匠頭が高家肝煎・吉良上野介に斬りつけた刃傷沙汰に端を発し、元禄15年12月14日(西暦1703年1月30日)に元赤穂藩の浪士たちが吉良邸に討ち入りし主君の仇を討った事件。これまでも、何度も、舞台、小説、映画、ドラマなどの材料にされており、何らかの形で見聞きしたことはあるだろうと思う。

1978年製作のこの『赤穂城断絶』は、松の廊下の刃傷沙汰から始まり、浅野の所領であった赤穂藩が取り潰しになり、赤穂城の明け渡しや、それに伴う騒動。江戸に出た元赤穂藩浪士たちが主君の仇を討つために集結し、しかし、その間に新たな生活によって次々と脱落者が増えていく。しかし、浪士たちの中心にいる大石内蔵助は、どちらかといえば穏健派で、強硬派と溝ができていく。しかし、大石が主君への仇打ちを忘れていないことを知り、再び浪士たちは結束を取り戻す。そして、ついに討ち入りの日を迎えるのだった――。

深作監督自身は、これまでにない忠臣蔵を作りたかったのだが、主演の萬屋錦之介が正統派の大石内蔵助をやりたいと主張し、結局王道的な忠臣蔵になっていたという。しかし、ストーリーを松の廊下事件から吉良邸討ち入り、その後の幕府の事件始末までをドキュメンタリータッチで描いた、古い時代劇とは少し印象の異なるドラマになっている、と感じた。

おススメ度: 忠臣蔵ものを含め、古い時代劇をそんなに多く見ているわけではないが、まっとうな忠臣蔵もので時代劇という印象。討ち入りの場面はさすが深作監督という感じがするスピーディな映像になって、昔の時代劇とはこんなに重量感のあるものだったのか、と感じさせられた。おススメ度はとしている。


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