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歴史映画紹介


アポロ13(1995年)


Apollo 13/アメリカ

演出:ロン・ハワード

<キャスト>  ジム・ラヴェル:トム・ハンクス  ジャック・スワイガート:ケヴィン・ベーコン  ケン・マッティングレイ:ゲイリー・シニーズ  フレッド・ヘイズ:ビル・パクストン 他

1995年劇場公開(SPE)



アポロ13 予告編



1970年4月。アポロ13号の月への飛行中に起きた爆発事故。死を前にした宇宙空間で宇宙飛行士たちは、再び生きて地上へと帰還するために必死の努力をする。次々と起こるトラブル、アクシデント。船内の混乱、地上管制への理不尽な苛立ち。飛行士の無事を祈って待ち続けて祈り続ける家族たち。仲間を生きて帰還させるために地上のシミュレータの中で帰還のためのシミュレーションを繰り返す宇宙飛行士。そして・・・・・・大気圏への突入。この手の作品は、安心して(?)感動できるからいい。戦争ものなら、敵の兵士のことを全く考えない、ということはできないし、レスキューもので救助隊側の死人が出たりすると最後はハッピーエンドでも釈然としないものが出てくる。この作品が製作される四半世紀も昔に人類は月に到達した。宇宙開発の是非はとにかく、人類の科学に不可能はない、という驕りの中で起きた事件。絶体絶命の中、創意工夫と精神力で乗り切ったという話。ラストの最後の姿には素直に称賛を送りたくなった。


事件そのものがあまりにショッキングな事件だけに、映画的な脚色は難しかっただろう。当然様々な脚色は取り入れられているが、できるだけ事故そのものを描こうとしているように感じた。真っ暗な宇宙空間をちっぽけな宇宙船が飛んでいる場面は静かな画面だったけれど、個人的には結構好きだ。無理に、神の見えざる手のようなものを暗示させたりするような演出がなかったのは、個人的には良かったと思う。


映画として飾り立てた、いかにも感動させてやろう、という作品ではない。淡々と、事実の重さが伝わってくる作品だったと思う。


おススメ度: 事件が起きるのが宇宙船の中だけなので物足りないと感じる人には本当に物足りなく感じるかも。しかし、絶対に戻ろうという姿にも、絶対に地球に返そうという地上のスタッフの姿にも胸をうたれた。とにもかくにも、人類は宇宙に行ったのだという事実にの重さが伝わる作品になっていると感じたので、おススメ度はにしている。



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