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歴史映画紹介


ワルシャワの秋(2003年)


日本

プロデューサー:笠置高弘  演出:林宏樹

<キャスト>  青木葉子:竹内結子  本多隆則:坂口憲二  和地典子:山本未来  柿沼徳太郎:吹越満  戦後の青木葉子:岸惠子 他

TVM


2003年12月に関西テレビ開局45周年を記念して製作された、実話をもとにした感動秘話。舞台となっているのは20世紀初め。大正時代の日本。革命の最中のロシアから逃れてきたポーランドの難民と彼らを受け入れた日本赤十字の看護婦との交流を描く。この時代を舞台にした作品となると戦争ものが多くなってしまうが、こういう美談もまた伝えて行ってもいいのではないかと思う。

大正時代。ロシアでは革命がおこり、日本もシベリアに軍を派遣していた。大阪赤十字病院に勤務する看護婦の青木葉子の恋人の新聞記者・本多隆則もシベリアへと向かう。そのころ、シベリアに取り残されたポーランド人の子供たちには凄惨で過酷な現実にあり、日本に保護を求めてくる。日本赤十字社は彼らの救援を決め、青木や医師の柿沼らが集められた。青木らはやってきた子供たちのあまりの有様に絶句する。

子供たちの治療が始められたが、その中に口のきけないカミルという少年がいた。なかなか心を開かないカミルだったが、やがて青木に懐くようになっていった。そんな折、シベリアの本多が死んだという報告が入る。悲しみを振り切り子供たちの世話に心血を注ぐ青木。子供らを連れて海に行った。楽しそうに笑うカミルは、言葉を取り戻し自分の名はレフ・カチンスキだと語る。別れの時は近づいていた。帰っても身寄りのないレフを引き取りたいと思うようになった青木だったが、それは不可能なことだった。そして別れ――やがて再会の時が訪れるが……。

良作の部類に入るおススメの作品だった。レフが、難民と思えないほど太っていることが少し気になったが。戦前日本人の誇りを感じられる作品だったと思う。

おススメ度: 感動的な作品だったと思う。おススメ度はにしている。ところで、この作品、フィクションが混じっているのは分かっているが、どこまで実話なんだろう……。試しでレフ・カチンスキで検索すると現在(2005年〜2010年2月現在)のポーランドの大統領と同姓同名だったので、ふとそんなことを思ってしまった。