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歴史映画紹介


パイレーツ・オブ・アトランティス〜キャプテン・キッドの財宝/呪われた島の秘密〜(2005年)


Blackbeard/アメリカ

監督:ケヴィン・コナー

<キャスト>  アンガス・マクファーレン  マーク・アンバース  ジェシカ・チャスティン  リチャード・チェバレン 他

TVM


18世紀に実在した海賊・黒髭こと、エドワード・ティーチとイギリス海軍の戦いの物語。この時代、海洋の覇者となったのはイギリスだった。島国イギリスにとって海は生命線であり、その航路を脅かす海賊は排除されるべき敵だった。


エピソード1は非道な海賊ティーチと使命感に燃える若きイギリス海軍海尉・メイナードを中心にキャプテン・キッドの財宝をめぐる物語。海賊討伐の密命を受けたメイナード海尉は、途中立ち寄ったニュー・プロビデント島の酒場で海賊と一悶着起こしたメイナードは強制的に海賊船に乗せられ、海賊たちと行動を共にすることになった。彼らは、キャプテン・キッドの財宝を探していた。わずかな手がかりを頼りに、無人島にたどり着いた海賊たちは、そこで漂流民を見つけた。海軍の知識を生かして財宝の在りかを突き止めたメイナードは漂流民たちを救助することを条件にそれを教える。しかし、ティーチは信頼に値しないと考えたメイナードは、海賊の船を盗み、彼らを連れて逃げ出すことにする。しかし、正体がばれてしまったメイナードは一人、絶海の孤島へ置き去りにされるのだった。


エピソード2では、ニュー・ブロビデント島へイギリス海軍に拾われ帰ることがメイナード海尉が、海賊たちとつるみ、私腹を肥やすイーデン総督たちと直接対決する。相手が相手だけに当初は及び腰なイギリス海軍兵士たちだったが、動かぬ証拠を突きつけると、メイナードの指揮下に入り、海賊たちと戦うことを約束するのだった。イーデン総督から海賊の向かった先を聞き出したメイナードたちは海賊を追った。そして、人質にされていたイーデン総督の娘、シャーロットを救出した。海賊たちの決戦の時は迫っていた。そして、メイナードとティーチとの因縁に終止符がうたれようとしていた。


真面目な海賊ドラマ。あっさりした内容だが、見ていて飽きない。ツッコミどころは結構あるんだけど、続きが気になってエピソード1、2をまとめて見てしまった。


エピソード1では海賊の残酷さや、鉄の掟とも言うべきものがこれでもかというほど映し出される。オープニングでは海賊たちによって収奪されるフランスの艦船の様子が映される。捕らえた水夫や船長を笑いながら処刑するその様に、海賊という言葉の響きのどこかにあるロマンのような物は、全く感じられない。海賊と行動を共にしながらも、海賊の掟を受け入れず、海賊たちから信用されないメイナードがその知識や機転を武器にピンチを切り抜けていくのが見所。


エピソード2ではいよいよイギリス海軍と海賊との戦闘になる。今度はメイナードはイギリス海軍兵士たちと共に海賊たちと戦うのだが、この兵士たち、最初はメイナードをいかにも信用していなかったのに、必要とあれば総督を拘束し、メイナードの指揮下に入ることも辞さない。使命感を背負った人間のカッコよさを描きだしている。


おススメ度: 某ヒット作にあやかろうとしたのが丸わかりの邦題だが、全くテイストの違う海賊映画になっている。主役が途中で正体がばれて拷問を受けるシーンがあるがこの時出てくる体があんまり海軍兵士に見えないのがう〜ん。おススメ度はとしている。




【本棚から】