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歴史映画紹介


レジェンド・オブ・エジプト(1999年)


Cleopatra/アメリカ

監督:フランク・ロッダム

<キャスト>  クレオパトラ:レオノール・ヴァレラ  シーザー:ティモシー・ダルトン  アントニー:ビリー・ゼーン  オクタピアヌス:ルバート・グレーブス 他

TVM


時代は紀元前1世紀。絶世の美女として名高く、シーザー(カエサル)やアントニー(アントニウス)という名将と関係を持ち、ローマを大きく揺さぶったエジプトのプトレマイオス朝、最後の女王クレオパトラの物語。情熱的で女性としての魅力にあふれ、なおかつリーダーとしての資質を備えた女王像を描き出している。


エジプトに一人の男がやってくるところから物語は始まる。ローマ帝国屈指の名将シーザー将軍。エジプトの王が死んだので、その負債を回収するために兵を率いて訪れたのだった。クレオパトラはその座を弟に追われ、返り咲きを狙っていた。シーザーに接近し、弟から王座を奪い返したクレオパトラ。各国に勇名を轟かせたシーザーも、クレオパトラを愛するようになる。しかし、ローマで反シーザーの動きが活発になり、その収拾のためにローマに戻るシーザー。シーザーを追ってローマにやってきたクレオパトラを待っていたのは……。


シーザーは暗殺され、その後アントニウスとオクタピアヌスが対立した。勝利したオクタピアヌスが初代皇帝としてローマ帝国に君臨し、内乱の一世紀を終結させたのだが、クレオパトラを主役にしている以上、オクタピアヌスが卑怯で臆病な策謀家として描かれている。何となく気の毒ではある。


自分の恋愛と、エジプトの未来のいずれも妥協することなく、最後まで戦い抜いた美しい女性を新人のレオノール・ヴァレラが好演している。監督自身が特典映像の中で、これまでのクレオパトラ像は時代遅れと豪語するとおりの秀作だと思う。


おススメ度: TVムービーながら迫力ある映像と、レオノール・ヴァレラのカリスマ性あふれるクレオパトラ像は素晴らしいと感じた。おススメ度こそ同じを付けているが、エリザベス・テイラー主演の『クレオパトラ(1963年)よりも、こちらの作品のほうが、個人的にはおススメ。




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