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歴史映画紹介


ドン・キホーテ〜ラ・マンチャの男〜(2003年)


Don Quixote/アメリカ

監督:ピーター・イエーツ

<キャスト>  ジョン・リスゴー  ボブ・ホスキンス  イサベラ・ロッセリーニ  ヴェネッサ・レ・ウィリアムズ  ランバール・ウィルソン 他

TVM


セルバンデス原作でスペイン文学の最高傑作、ドン・キホーテを映像化。騎士文学にのめりこみ自分が騎士だと思い込み、従者のサンチョを供に、スペインを旅し様々な冒険を繰り広げる初老の郷士、ドン・キホーテの痛快喜劇をしっかりと映画化している。ドン・キホーテの物語に興味のある方は是非。


とはいえ、見てて憂鬱になってしまう作品ではある。こういう人が身近にいたら迷惑だろうな……という意味で。有名な風車の場面はまだ可愛い方で、護送中の囚人を逃がしたり、無銭宿泊をしたりはた迷惑なこと(というより犯罪だ)を次々とやる。だからと言って、痴呆症の方(もちろん、ドン・キホーテは痴呆症ではない)を笑い物にするようなことはしてはならないのだが……。彼の姪や親類がどうにかしようと色々と策を練るのは当然といえば当然だろう。


かくして、ドン・キホーテを正気に戻すため、一人の大学生に協力を求める。


最後に、この大学生の計画が功を奏して、ドン・キホーテは旅をやめることになるのだが、それは彼の生きがいを奪うことでもあった。『ドン・キホーテ』の魅力を余すことなく取り入れた、楽しく寂しい一本になっている。


おススメ度: 悪い作品ではないと思う。シナリオも、ストーリーの展開もテンポの良さもなかなか良かった。ただ、「傑出した部分があったか」「どこが印象に残ったか」と聞かれると難しい。だが、原作に触れるのに良い作品だと思う。おススメ度はとしている。





【原作】