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歴史映画紹介


HERO〜英雄〜(2002年)


HERO 英雄/香港・中国

監督:チャン・イーモウ

<キャスト>   無名(ウーミン):ジェット・リー  残剣(ツァンジェン):トニー・レオン  飛雪(フェイシエ):マギー・チャン  如月(ルーユエ):チャン・ツィイー  長空(チャンコン):ドニー・イェン  秦王(チンワン):チェン・ダオミン 他

2003年劇場公開(ワーナー)



Hero 英雄(Trailer)



紀元前3世紀の中国を舞台にした歴史大作。歴史上初めて始皇帝が中国を統一したのは紀元前221年。この映画で描かれている時代は、秦王(後の始皇帝)が着々と中国全土の統一に向けて戦争を繰り広げていた時代。紀元前770年から秦が全土を統一するまでを春秋戦国時代などと呼んだりする。紀元前403年より前を春秋時代、それ以降を戦国時代と呼んだりすることも多く、戦国時代では韓・趙・魏・燕・楚・斉・秦の七つの大国を戦国七雄と呼んだりする(もちろん、他にも小国はたくさんあった)。


物語の始まりは、秦王の命を狙う3人の卓越した刺客を無名(ウーミン)という田舎の小役人が殺害したと秦王の前に現れるところから。秦王は、暗殺を警戒して、この十年、誰一人百歩以内には近づけなかったが、無名にはその褒美とし十歩まで近づく栄誉を与える。しかし、無名の話を聞く内に、秦王はその話の矛盾に気づき、目の前にいる無名こそ本当の暗殺者であることに気づいてしまう。しかし、その無名の口からさらに驚きの真実が語られる。


その素晴らしい映像美が、公開当初から話題となった一作。映像美の素晴らしさはもちろんだが、ストーリーはシンプルながら、実は結構深い内容になっているのではと感じる。物語の多くは無名と暗殺者の残剣(ツァンジェン)・飛雪(フェイシエ)との戦いの場面。それを全く違うシチュエーションで三度繰り返し、その中から真実を導いて行くサスペンス仕立てになっている。無名は剣ではなく、残剣が残した“書”を突きつけることで、秦王に王とはかくあるべきかという答えを導き出させる。


ワイヤーアクションを駆使したアクション場面が秀逸だったが、滞空時間が非常に長く、100分程の短めの作品にも関わらず少し長く感じてしまった。個人的には、スピーディなアクションが好きだったので少し残念なところ。


おススメ度: 個人的には、そんなに否の部分は感じなかった作品。主人公を含め、主要メンバーが3000の兵と対等に渡り合ったり降り注ぐ弓を撃ち落とすような超人戦士ばかりなので、歴史ものとしてはちょっとと思わないでもない。でも、本当に綺麗な作品だったので、おススメ度はにしている。




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