TURNING☆POINT〜世界史(西洋史)を舞台にした歴史映画・DVD紹介のサイト〜


カスタム検索


歴史映画紹介


インタヴュー ウィズ ヴァンパイア(1994年)


Interview with The Vampaire/アメリカ

監督:ニール・ジョーダン

<キャスト>  レスタト:トム・クルーズ  ルイス:ブラッド・ピット  サンティアゴ:スティーヴン・レイ  アーマンド:アントニオ・バンディラス  ダニエル:クリスチャン・スレイター  クローディア:キルステン・ダンスト 他

1994年劇場公開(WB)



Interview with the Vampire: The Vampire Chronicles TRAILER



さえない新聞記者の前に、一人の男が現れる。男はヴァンパイアだと自己紹介した。そして、記者に話し始めたのは200年も昔に遡る。孤独と苦悩に満ちた己の生涯だった。

男の名はルイ。それなりの地位もある貴族だった。それは突然に起こった。レスタトと名乗るヴァンパイアが現れ、ルイを吸血鬼に変えてしまったのだ。それから、奇妙な二人の生活が始まった。人の血を飲むことに躊躇いを覚えるルイ。しかし、その衝動は抑えられないものになっていく。人でなくなったことを実感したルイは孤独にさいなまれる。それを見たレスタトは、ルイのためにクローディアという少女を連れてくる。少女は死にかけていた。吸血鬼にして生かすか、そのまま死なせるか。ルイに決断を迫らせた。


……結局、吸血鬼となったクローディアを連れて、奇妙な三人旅になった。それから30年。子供のまま成長しないクローディアは自分の存在に疑問を感じ、レスタトを排することを考えるようになっていた……。


ルイ役にブラッド・ピット。レスタトにトム・クルーズ。いまでも、第一線で活躍する2大俳優が共演している。いつまでも人を捨てられない苦悩する優柔不断なルイと、狂気に満ちた吸血鬼レスタトをしっかりと演じている。原作『夜明けのヴァンパイア』は、『ヴァンパイア・クロニクル』としてシリーズ化されている作品。原作を知ってても知らなくてもしっかりと楽しめる作品になっている。


舞台は18世紀末から19世紀の初めにかけてのアメリカとフランスを往復する。後半、ルイが出会うヴァンパイアにヴァンパイアの死について語られる。「ヴァンパイアもいずれ死ぬ。大抵は適応できずに」この二百年ほどの変化は人類の歴史上最も急激で劇的なものだろう。ルイには適応する能力があった。しかし、ルイは最も大切に感じていたクローディアを失い、一人きりになってしまう。


孤独のまま、ただ、死んでいないだけの時間。それがどれほどの苦痛なのか。ルイの苦しみが画面全体から感じられた。


おススメ度: 永遠に苦しむ悲しみと、永遠を背負いながら滅びを待つ苦しみ。ヴァンパイアものとして傑出した印象はなかったが、トム・クルーズ、ブラッド・ピット、そして当時12歳であの難役を演じ切ったキルスティン・ダンストの主演陣が、バンパイアの苦悩を演じ切っていると感じた。おススメ度はにしている。




【関連商品】