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歴史映画紹介


JFK(1991年)


JFK/アメリカ

演出:オリヴァー・ストーン

<キャスト>  ケヴィン・コスナー  シシー・スペイセク  ジョー・ペシ  ゲイリー・オールドマン  トミー・リー・ジョーンズ 他

1992年劇場公開(WB)



JFK - HQ Trailer ( 1991 )



オリヴァー・ストーン監督が1963年11月22日にテキサス州ダラスで起こったケネディ大統領暗殺事件を、この事件で唯一の訴訟であるクレイ・ショー裁判をモデルに描いている。地方検事のジム・ギャリソンの著作とケネディ大統領暗殺事件の研究家のジム・マースの著作にフィクションを織り交ぜて製作された、歴史ミステリーになっている。


ケネディ大統領暗殺事件では、事件後すぐに元海兵隊員のリー・ハーヴェイ・オズワルドが逮捕された。しかし、その2日後にマフィアとつながりがあったとされるジャック・ルビーによってダラスの警察署内でオズワルドは射殺されている。公式にはオズワルドの単独犯行とされるが、様々に不可解な部分を残しており、数多くの仮説がたてられた。多くの映画や映像作品のテーマにもなっており、日本でも年に数回はケネディ大統領暗殺事件に絡んだテレビ番組企画があったりする。


映画『JFK』では、1967年にニューオリンズの地方検事ジム・ギャリソンによってニューオリンズの実業家のクレイ・ショーを大統領暗殺に関わる陰謀罪で逮捕したもの。クレイ・ショーがCIAのために動いていたことが公的に示され、ジム・ギャリソンは大統領暗殺事件をCIA、軍部のクーデターによるものと主張した(裁判では、ジム・ギャリソンが敗北している。)。映画の中では、主人公、ジム・ギャリソンが事件の検証を繰り返しながら一つの結論へと至る姿が描かれ、歴史ミステリーとしてはかなり良質の部類に入るのではないかと思う。単純に、ミステリー好きの方も観て損のない作品だと思う。


ただ、内容に多くの嘘が混じっていおり、非難にさらされた作品でもあった。その嘘が一体どこにあるのか、研究者ならとにかく一般の視聴者には分からないだろう。別サイトで紹介されていた『JFK』の中の様々な嘘の羅列に愕然とすると同時に、製作陣の映画に対する姿勢にどこか疑問を感じた作品ではあった。なので、あくまでも検証映画としてではなく娯楽映画としてみれば上々の作品になるだろうと感じる。


おススメ度: 演出や見せ方など、映画としては秀逸の作品になっている。あくまでも歴史ミステリーとして、娯楽映画として、おススメ度はにしている。




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