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歴史映画紹介


レディホーク(1985年)


LADYHAWKE/アメリカ

監督:リチャード・ドナー

<キャスト>  フィリップ:マシュー・ブロデリック  エチエンヌ・ナバール:ルトガー・ハウアー  イザボー:ミシェル・ファイファー 他

1985年劇場公開(FOX)


中世のヨーロッパを舞台にしたファンタジー作品。もう20年以上昔の作品だし、今のCGをがんがん使ったファンタジー大作に慣れた人にはどうしても迫力不足に感じてしまうのは仕方のないところ。しかし、悪魔と契約を結んだ司祭によって、夜の間はオオカミの姿に変えられてしまう騎士と、昼の間はタカの姿に変えられる令嬢という物語は、なかなか面白い設定だと思う。朝日が昇るわずかな間しか人間として接することのできない2人の姿は胸を打つ。残念なのは、物語の盛り上がりに水を差す効果しかない、シンセサイザーのBGM。戦闘場面であの音楽が流れると拍子抜けしてしまう。


マシュー・ブロデリックが演じる狂言回しの少年フィリップはなかなかに好感がもてた。ひょんなことで教会に捕らえられ、そこから逃げ出したフィリップだったが聖騎士たちに追われる羽目に。たまたま彼を助けたのが鷹を連れた騎士ナバールだったが、彼とイザボーの境遇を知り最初はいやいやながらも彼らの呪いを解く手助けをすることになる。あれだけ頑張ったのだから最後にご褒美くらいあっても〜なんて思ったけれど、物語が終わればただ退散するのみ。


あとは悪役のキャラクターの弱さも気になるところ。設定が面白かっただけに、もう一段レベルアップできればもっといい作品になったと思うのにな、なんて感じた。


おススメ度: なんだかんだ書いたけれど、面白かった。昔こういうファンタジーの本は小学校の図書館にあったなあなんて思ったが……別に低学年向けと言っているわけではないが、家族で楽しめるファンタジーだろう。おススメ度は