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歴史映画紹介


美女ありき(1940年)


Lady Hamilton/イギリス

監督:アレクサンダー・コルダ

<キャスト>  ローレンス・オリヴィエ  ヴィヴィアン・リー  アラン・モーブレイ  サラ・オールグッド 他

1952年劇場公開(東和=東宝)


1940年に製作された古典映画の名作。ナポレオン戦争の時代を背景に、ネルソン提督とハミルトン夫人との不倫劇が描かれている。古いモノクロ映画のため、DVDになっていても、見づらく感じてしまう点があるのは仕方ないが、ネルソンとエマ・ハミルトンを演じたローレンス・オリヴィエ、ヴィヴィアン・リーの魅力は色あせてはいない。この2人は『無敵艦隊(1937年)』でも共演している。2人とも、映画史に残る名優だと、改めて思った。


物語の始まりはエマが半ば売られるようにしてイギリス外交官のサー・ウォルター・ハミルトンと結婚するところから始まる。その器量や要領のよさで華やかにミラノの社交界を楽しむエマだったが、ある日、ミラノへ援軍を求めて訪れたネルソンに出会う。無骨な軍人のネルソンに興味を持ったエマは、ネルソンを助け、ネルソンはエマに興味を持つようになる。やがて、2人は恋人同士のように付き合うようになり、2人の関係はスキャンダラスな視線にさらされるようになる。


ナポレオン戦争という、歴史の大きな一大転換期の最大の英雄の人間臭い部分を描いた作品ということで個人的にもお勧めできる作品。映画俳優としての2人を考えたとき、両者が現実世界においても不倫の恋人関係であったという事実や、オープニングが落ちぶれたエマの万引きシーンだったりするあたり、後のヴィヴィアン・リーの運命を示唆しているような気がしてなんとも言えない気分になった。


おススメ度: ヴィヴィアン・リー、ローレンス・オリヴィエがまさに世界規模で活躍しようとしていた時代の名作映画。2人の最盛期の作品だけに、2人の演技に引き込まれていく。おススメ度はにしている。




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