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歴史映画紹介


ジェヴォーダンの獣(2001年)


Le Pacte des Loups/フランス

監督:クリストフ・ガング

<キャスト>  フロンサック:サミュエル・ル・ビアン  ジャン・フランソワ:ヴァンサン・カッセル  シルヴィア:モニカ・ベルッチ  マリアンヌ:エミリー・ドゥケンヌ  マルキ・トマ・ダブジェ:ジェレミーレニエ  マニ:マーク・ダカスコス 他

2002年劇場公開(ギャガ=ヒューマックス)



モニカ・ベルッチ「ジェヴォーダンの獣」(予告編)



18世紀の半ばにフランスのジェヴォーダン地方で、実際に起きた連続猟奇殺人事件をもとに、新たな解釈を加えた作品。フランスの国王はルイ15世。無能な国王のもと、フランスの治安は乱れ、臣民は疲弊していた。重税は国民に重くのしかかり、その怒りは、そう遠くない18世紀終わりのフランス革命という形で爆発することになる。さらに、旧教と新教の対立はこの時代まで続き、時代が大きく舵を切ろうとしていた時代。それらの時代背景を巧みに織り込み、不可思議の事件に人間の残酷性を打ち出した作品になっている。


連続殺人事件が続くジェヴォーダン地方。そこに2人の男が訪れる。1人はフロンサックという、パリから差し向けられた生物学者。もう1人は、マニというアメリカ大陸の先住民だった。フロンサックがジェヴォーダン地方で出会う一癖も二癖もある人々。フロンサックは、領主の孫であるトマと友情を培い、美しき娘マリアンヌに惹かれて行く。そして、ジェヴォーダンで深く、静かに行われていた狂気の全貌に近づいていく。フランス国王より派遣された討伐隊によって大規模な狩り出しが行われ、多くの狼を殺したが、相変わらず獣の被害は続いていた。しかし、討伐隊の隊長は、狼の死体の1つを獣と断じ、それを以って幕引きをしようとしていた。そんな無力感にさいなまれるフロンサックの目の前に、ついに巨大な獣が姿を現した。


人によって好き嫌いが分かれるかな、と感じた作品。フロンサックやマニの大立ち回りや、獣との死闘はカンフー映画の様。製作者がやりたいことを全部詰め込んだと思える作品。でも、ちょっとあのCG丸出しの獣の姿はいかがなものか……。


おススメ度: 正直なところ、観ていて微妙に感じた。フランス革命直前という混沌の時代は大変面白いと思うのだが。変にカンフーシーンが多かった所など、あんまり時代を感じなかった。おススメ度はとしている。




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