TURNING☆POINT〜世界史(西洋史)を舞台にした歴史映画・DVD紹介のサイト〜


カスタム検索


歴史映画紹介


MIDWAY-ミッドウェイ-(1976年)


MIDWAY/アメリカ・日本

監督:ジャック・スマイト

<キャスト>  チャールトン・ヘストン  ヘンリー・フォンダ  三船敏郎  ジェームズ・コバーン 他

1985年劇場公開(東宝)



MIDWAY(1976) Original Theatrical Trailer



トラ・トラ・トラ!(1970年)』に続く太平洋戦争を描いた超大作。太平洋戦争の転換点であり、日米両軍がその戦力を総動員した一大海戦。ミッドウェー海戦の映画化。思わず息をのむ緊迫の情報戦。『トラ・トラ・トラ!』と比べれば演出面でもシナリオでも見劣りするものの、アメリカの情報戦略など、『トラ・トラ・トラ!』同様、その戦いに至る過程が丁寧に描かれていて好感が持てる。作中に出てくる、AFという日本軍の暗号の意味を解読するため、「ミッドウェーの蒸留装置が壊れて飲料水に困っている」という偽情報を打電させたのは実話である。


ガース大佐の息子の若い米兵と日系人女性のラブロマンスはちょっと余計。ともすれば殺伐としそうになる戦争映画の息抜きのために挿入されたエピソードだろうか。大戦中の日系人に対する強制収用への批判が映画製作当時あったことも、このエピソードが挿入された理由だったのだろう。


本来、日本が有利なはずの戦いだった。帝国海軍の山本五十六長官は、この戦で決着をつけるつもりだった。用意した上陸部隊も含めた大部隊は、アメリカ軍の空母を引きずりだすための囮だった。しかし、多くの誤算が重なり、多くの錯誤が重なった。なぜ敗北したのか、日本の錯誤は何だったのか、の多くがこの作品の中で描かれている。


おススメ度: 太平洋戦争の転換点であるミッドウェイ海戦を描いた作品ということで、こちらも丁寧にその過程を追った良作だと思う。『トラ・トラ・トラ!』より見劣りする作品なので、おススメ度はにしている。




【ミッドウェー海戦】