TURNING☆POINT〜世界史(西洋史)を舞台にした歴史映画・DVD紹介のサイト〜


カスタム検索


歴史映画紹介


アンネの追憶(2009年)


MI RICORDO ANNA FRANK/イタリア

監督:アルベルト・ネグリン

<キャスト>  アンネ・フランク:ロザベル・ラウレンティ・セラーズ  オットー・フランク:エミリオ・ソルフリッツィ  ラビ:モーニ・オヴァディア  ミープ:バコニー・チッラ  ハネリ・ホスラー:スルディ・パンナ 他

2012年劇場公開(ゴー・シネマ)


【アンネの日記】 第二次世界大戦中のドイツによるホロコースト(民族浄化)の悲劇。通説では、ホロコーストによって600万人もの――歴史家によっては900万とも1100万とも――ユダヤ人が殺害されたとされる。オランダのユダヤ人の少女、アンネ・フランク(1929年6月〜1645年3月)が潜伏生活を綴った『アンネの日記』は、戦後、父のオットー・フランクによって書籍化され、60以上もの言語で翻訳され、2500万部以上が売り上げられる世界的ベストセラーになり、今なお、世界中の人々に平和と命の尊さを訴え続けている。


本作の原作はアンネの親友ハネリ・ホスラーへのインタビューをまとめた『もうひとつの『アンネの日記』』。幸いにも収容所から生還することができたハネリとアンネの父・オットーとの交流を通じて、生前の幸福だったころの2人の姿。ユダヤ人への迫害が強まり潜伏を余儀なくされたことによる突然の別れ。収容所での過酷な生活と、偶然の再会などが描かれている。


おススメ度: アンネの日記の映画化ではなくハネリ・ホスラーの原作の映画化だというのなら、彼女を主役に持ってきても良かったのではなかったかと思う。彼女だってホロコーストのれっきとした被害者であったのだから、アンネのついでのような語られ方をする必要はないように思うのだが。映画自体は真に迫るものがあり、ホロコーストの恐ろしさと、その中の悲劇がちゃんと描かれており、胸に来るものがあった。とはいえ、今のイスラエルがガザなどにやっていることを見ていると、人が人を傷つけることは赦されない……といった言葉が何だかものすごく虚しく感じられて仕方ない。おススメ度はCにしておく。





【原作】




【アンネの日記】