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歴史映画紹介


オリエント急行殺人事件(1974年)


MURDER ON THE ORIENT EXPRESS/アメリカ

監督: シドニー・ルメット

<キャスト>   エルキュール・ポアロ:アルバート・フィニー  エレナ・アンドレニイ伯爵夫人:ジャクリーン・ビセット  ヘクター・マックイーン:アンソニー・パーキンス  ルドルフ・アンドレニイ伯爵:マイケル・ヨーク  ハリエット・ベリンダ・ハバード夫人:ローレン・バコール  グレタ・オルソン:イングリッド・バーグマン   アーバスノット大佐:ショーン・コネリー  ラチェット・ロバーツ:リチャード・ウィドマーク 他

1975年劇場公開(Par=CIC)


ミステリーの女王アガサ・クリスティーの傑作ミステリーの映画化。豪華なキャストも話題になった。原作は1934年に発表され、名探偵ポアロシリーズでは8作目になる。その意外な犯人は、原作を知らない人の中でも有名である。物語のきっかけとなった誘拐事件は、1932年に初めて大西洋単独横断に成功したチャールズ・リンドバーグの息子が身代金目的に誘拐・殺害された事件に着想を得ているという。

『オリエント急行』は1883年に始まった、国際寝台車会社(日本での通称「ワゴン・リ」社)によるパリ−イスタンブール間の長距離列車であり、その後、西ヨーロッパとバルカン半島を結ぶ国際寝台車会社の列車群がオリエント急行を名乗ることになったという。東洋とヨーロッパを結ぶオリエント急行は、異国情緒あふれる雰囲気や豪華な寝台車両というイメージから様々な小説・映画の舞台となってきた。この映画『オリエント急行殺人事件』でも、今はもう見ることのできないイスタンブールを出発するオリエント急行の様子が描かれている。

1935年――イスタンブールを発つオリエント急行に名探偵として知られるエルキュール・ポアロの姿があった。ポアロは食堂車で、アメリカ人富豪ラチェットと出会い、彼から命を狙われていると護衛を依頼された。ポアロはその依頼を断る。ところが、大雪で立ち往生したオリエント急行の車内で、ラチェットが全身を刺されて死亡しているのが発見された。鉄道会社の重役で友人のビアンキの依頼で事件の捜査を始めたポアロは、ラチェットの正体と数年前にアメリカを震撼させた誘拐事件とのつながりを突き止める。容疑者は、一等車の車掌と十二人の乗客。その中に真犯人はいるのか? そして真犯人の正体とは?

おススメ度: 個人的は原作を読んだ後に、こちらを観たが、長大な原作に対し、時間に制約がある映画の中では、ミステリーとして真犯人を追いつめていく過程自体はあまり楽しめない作品だったかなと思う。多彩な人物を、丁寧に処理したのは見事な演出だと思う。おススメ度はにしている。



【原作】