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歴史映画紹介


マルコ・ポーロ〜東方見聞録〜(2007年)


Marco Polo/アメリカ

監督:ケヴィン・コナー

<キャスト>  イアン・サマーハルダー  ブライアン・デネヒー  B・D・ウォン  ケイ・トン・リム 他

TVM



Marco Polo Trailer (sync'ed)



『東方見聞録』で知られるマルコ・ポーロの壮大な物語。正直に言って、あまり期待せずに見た作品だったが、見てみたらなかなか、歴史上最大の帝国である元(モンゴル帝国)が再現された重厚な作品に仕上がっていると感じた。ただ、最後のアクションシーンは少々いただけないかなと思わないではない。せっかくの歴史大作がいきなりカンフー映画になってしまうのは個人的にはちょっと……。


物語は、マルコ・ポーロの叔父と父がが元から戻ってくる所から始まる。商人の2人は再び元へ向かうという。マルコは、彼らについて広大な帝国へ向かうことを決心する。厳しい道のりを超えて元へたどり着いたマルコは、皇帝フビライに気に入られ、側近としてとりたてられた。皇帝の目となり、未開の地を巡る旅に出るように命じられたマルコは、国中をめぐり様々な珍しい品々を持ち帰る。ところが、マルコが愛してしまった少女が配下の国の王に嫁がされることを知ったため、少女を連れてヴェネツィアへ戻ることを決意する。


当時の元の様子がところどころ紹介されいるが、その中で、通貨ではなく紙幣で買い物をする様子を見て驚く場面が登場する。「悪貨は良貨を駆逐する」の格言のがあるが、当時の元は紙の金のためにひどいインフレ状態に陥っていた。日本を狙った(元寇)理由も、日本が取りきれないほどの金がある国だと思われていたためだった。マルコはただ紙であることに驚くばかりだったが、商人の息子なら、もう少し経済的な側面からの感想(というか解説)があっても良かったかと思う。


おススメ度: どこまで事実を踏まえているのか分からないが、TVムービーとして見たからかなりいい作品だったと思う。コロンブスやそのほかの冒険者の動機となった『東方見聞録』を書いた人物だが、あまりテーマになることもない人のように思うので、一見の価値はある作品だと思う。おススメ度はにしている。




【東方見聞録】