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歴史映画紹介


マリー・アントワネット(2006年)


Marie Antoinette/アメリカ

監督:ソフィア・コッポラ

<キャスト>  マリー・アントワネット:キルスティン・ダンスト  ルイ16世:ジェイソン・シュウルツィマン  ルイ15世:リップ・トーン  ノアイユ伯爵夫人:ジュディ・デイヴィス 他

2007年劇場公開(東宝東和=東北新社)



Marie Antoinette - Japanese Trailer



生誕250周年を記念して製作され、日本では2007年1月に公開された大作映画。14歳でフランス王太子に嫁ぎ18歳で王妃となりこの世の春を満喫するも、民衆の反感を買い、フランス革命によって断頭台に消えたヒロイン、マリー・アントワネットの物語。この作品はDVDで観た。タイミング的に少し前に『王妃マリー・アントワネット』を先に観たので、ガイドのような役割を果たしてくれた。ストーリーが頭に入って来やすかったが、結果的に新鮮味を失ってしまった。やっぱり似たようなタイトルを似たような時期に観るものではないなとつくづく思う。


個人的な作品の評価としては、それほど高くない。ヴェルサイユ宮殿を実際に撮影に使ったわりにあまり奥行きを感じない。とにかく絢爛豪華なんだが。とにかく印象をポップにして、バックにロックをがんがん流す。とにかく音楽が、あの衣装に合っていないので見ていて辟易してしまった。こういう演出は人によって評価は様々分かれると思う。ソフィア・コッポラ監督のファンなら、すんなり受け入れられるだろう。


個人的にオープニングの、オーストリア国境での受け渡しの場面を気に入っている。当時も、きっとこんなふうに行われたんだろうなと思えた。マリー・アントワネットが、宮廷のくだらないしきたりにうんざりさせられるような場面も結構好き。そういう小ネタを散りばめてほしかった。この作品では処刑のシーンは出てこず、マリー・アントワネットとルイ16世がヴェルサイユを離れる場面で終わっている。そのことにも、賛否はあるだろうが、この後、マリー・アントワネットはオーストリアに頼り逃げようとする。もちろん、それは失敗に終わるわけだが、彼女がまだ希望を捨てていない場面で、綺麗に終わっていると感じた。


おススメ度: これは……ソフィア・コッポラ監督の世界を素直に楽しめるかどうかだろうか。個人的にはあんまり好きではないか。衣装とかは本当に豪華。決してただのエンタメ映画でなく思春期の時代に世界が180度変わるところをその中心にいて経験してしまった女性の内面を描いているように感じるのだが、ガンガンとバックにかかっているロックが個人的にはだめだった。おススメ度はにしている。




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