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歴史映画紹介


ジキル&ハイド(1996年)


Mary Reilly/アメリカ

監督:スティーヴン・フリアーズ

<キャスト>  ジュリア・ロバーツ  ジョン・マルコヴィッチ  ジョージ・コール 他

1996年劇場公開(CLTRI)



Mary Reilly - Trailer



ロバート・ルイス・スティーブンソン原作の名作『ジキル博士とハイド氏』を、奉公人の視点で描いたヴァレリー・マーティン原作の『メアリー・ライリー』の映画化。『ジキル博士とハイド氏』は二重人格ものの代名詞とも言うべき名作だが、残念ながらこの作品はホラーとしてもサスペンスとしてもいまいち弱い凡作になってしまっている。


時代は19世紀後半。イギリスのある町のヘンリー・ジキル博士の邸宅で奉公人として働くメアリー。優しい主人の下で、今の仕事に満足していた彼女だったが、あるときからジキル博士に個人的な話をするようになる。それと同じ頃、ジキル博士のところにハイドという助手がジキル博士の所に出入りするようになる。幼い頃、父の虐待を受けて育ったメアリーは、その父に似た粗暴で酷薄なハイドになぜか惹かれていることに気づくのだった。


特に主役のメラリーのキャラクターが弱い。そのせいで、ただジキル博士とハイド氏の物語を横から眺めているだけの存在になってしまっているように思う。それに何より、ジキル博士=ハイドという構図は見ている人がみんな知っていることだから、恐怖の対象にはなりえない。今、ジキル博士とハイド氏の物語を映像にしても、傑作にはなりえないんだろうな、なんて思ってしまった。


おススメ度: 名優の共演作だが結果的に凡作になってしまっており、あまり積極的におススメできない。全体的に暗い作品にならざるを得ないのでヒロインにもう少し華がほしかったかな。ジキルとハイドの話は好きなので少し残念な作品になってしまったと思う。おススメ度はにしている。




【原作】




【ジキル博士とハイド氏】