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歴史映画紹介


マスター・アンド・コマンダー(2003年)


Master and Commander:The Far Side of The World/アメリカ

監督:ピーター・ウィアー

<キャスト>  ジャック・オーブリー艦長:ラッセル・クロウ  スティーヴン・マチュリン医師:ポール・ベタニー  バレット・ボンデン:ビリー・ボイド  トーマス・プリングス:ジェームズ・ダーシー 他

2004年劇場公開(ブエナビスタ)



Master and Commander Trailer



皇帝ナポレオン1世の独裁下のフランスによるヨーロッパを巻き込んだ戦争が進む1805年。イギリスの私掠船、サプライズ号はブラジル沖でフランスの軍艦アケロン号と遭遇。奇襲を受けたこともあって大きな損害を受けて命からがら逃げ延びる。復讐に燃える船長のジャックはアケロン号を追ってガラパゴス諸島へと向かう。再戦を前にして、サプライズ号には不運が相次いで起こり、不協和音が聞こえ始めた。


船長のジャックには『グラディエーター』のラッセル・クロウ。200人近い船員を束ねる強いリーダーを演じている。ナポレオン戦争中の物語だが、それをわずかに感じさせるのはたまに出てくるネルソン提督の話くらい。あくまで、この時代の船の生活と戦闘がその中心に据えられている。当時の船員たちの生活の様子が、リアルに描かれている。しかし、200人の船員が、あんな閉塞空間に、長期間もいたならば確執も起きるだろう。その中で、船を守るためには規律が守られなければならない。そのため不本意な罰を与える。船長の辛い部分を描いている。だから、ガラパゴス諸島の珍しい生物の場面はほっとする。


ナポレオンは、セントヘレナ島へ流刑されたとき、「余は、イギリスの海洋戦略思想に敗れた」と呟いたと伝えられる。ネルソンなどの名提督のみならず、こうした船長、船員たちの死を恐れぬ活躍があってこそ、後のトラファルガーの海戦の勝利に結びついたんだろう、ということは想像に難くない。


おススメ度: メリハリの効いたいい映画だったと思う。航海の中で起こる様々な確執。大自然の驚異。敵国の軍艦との海戦とダレずに見られると思うし、その中で奮闘する船長の姿に好感が持てる。……まぁ、この中で働きたいとは思えないが。女っ気が出てこないのも、この映画に関して言えば良だったのだろう。おススメ度はにしている。




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