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歴史映画紹介


ミノタウロス(2006年)


Minotaur/イギリス・ドイツ・ルクセンブルグ・フランス・スペイン

監督:ジョナサン・イングリッシュ

<キャスト>  トム・ハーディ  トニー・トッド  ルトガー・ハウアー  レックス・シュラプネル 他

劇場未公開


ギリシア神話に登場するミノタウロスをタイトルにした作品。雄牛とクレタ島のミノス王国の王妃の間に生まれたミノタウロスは、上半身が牛で下半身が人間の凶暴な化け物だった。人をも襲う怪物にミノスの国王は地下迷宮に閉じ込めたが、毎年数人ずつの若者を生け贄に捧げることを余儀なくされた。しかし、犠牲となる若者に紛れ込んだ英雄によって退治されたとされる。


この作品に出てくるミノタウロスは完全に巨大な牛になっている。もっとも、本当に牛の頭で体は人間の怪物をCGで作ったらそれはそれで滑稽だろうけど。ミノタウロスが巨大な角を振り回しながら犠牲となる若者たちを追い詰めていくさまは、見ていて迫力がある。地下迷宮に閉じ込められた8人の若者が、追い詰められ一人一人惨殺されながらもミノタウロスと戦い脱出を図る姿を描いているのでギリシア神話はそのための設定付けでしかない。もっと神話色を強く出してもよいのではないかと思う。


物語の舞台はミノス王国。かつて、自ら神を作り出そうと王妃と雄牛を交わられた為政者たちは、手に負えなくなった怪物を地下の迷宮に閉じ込めた。そして、ある村に王子殺しの濡れ衣を着せ、毎年8人の男女を犠牲に差し出すように命じた。村長の息子テオは一年前、恋人を犠牲にされた。しかし、森の中で出会った皮膚病の老婆に彼女は生きていると予言される。その言葉を信じて王宮に向かったテオ。そして、今回の生け贄たちが次々と地下へとおろされる。恐怖に震える彼らの前に現れたのは、想像を絶する怪物と、王妹のラファエラだった。


おススメ度: モンスターパニック的な要素として神話を持ち込んでいるのでその分少し評価を下げている。もう少し神話的な要素が強ければなあ。モンスター・パニックとしてみてもまあまあの域は出ないかなと感じたのでとしている。




【ギリシア神話】