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歴史映画紹介


キング・オブ・キングス〜エピソード1・皇帝誕生/エピソード2・帝国の崩壊〜(2002年)


Napoleon/フランス・イタリア・ドイツ

監督:イヴ・シモノー

<キャスト>  ナポレオン:クリスチャン・グラヴィエ  ジョゼフィーヌ:イザベラ・ロッセリーニ  タレーラン:ジョン・マルコヴィッチ  他

TVM


18世紀末から19世紀初頭。フランス革命後の混乱の中、彗星のごとく現れて、全ヨーロッパを席巻したナポレオン・ボナパルトの半生と、一連のナポレオン戦争を丁寧に追った作品。


エピソード1では新政府軍の中で頭角を現してきたナポレオンが、政府の実権を握り、ついには皇帝として戴冠する。しかし、周囲の王政の国々はこの流れが自国にまで波及することを恐れ、対フランスの同盟で一致する。エピソード2では戦争に勝ち続け、諸国の王たちと対等に立った様に思ったナポレオンだったが、それが幻想に過ぎなかった事を思い知る。スペインを失い、ロシア遠征ではモスクワ大火という戦術の前に撤退を余儀なくされる。あたかも神通力を失ったように……連合国によって皇帝位を失い、エルバ島に流されたナポレオン。そこで、ささやかながら幸福を見出したナポレオンだったが、フランスの王として即位したルイ18世の評判が芳しくないことを知るとわずかな兵を挙げ、フランスに舞い戻る。フランスに近づくにつれ、味方の兵を集めて、ついに皇帝位を取り戻す。しかし、ナポレオンの命運はもはや尽きていた。……そして、運命のワーテルローが迫っていた。 


クリスチャン・グラヴィエのナポレオンは自分のイメージそのもの。歴史上最も多くの戦争をこなしたとされるナポレオンの主要な戦争の多くが描かれ、フランス革命直後の混乱の時代を一度は治めたナポレオンの英雄としての姿。しかし、コルシカ島の貧乏貴族の出で、頼る者は己のみという中、どんなに頑張ったって得られない血統。ナポレオンという人間の本質をしっかり描こうとしていて好感が持てる。


ナポレオンが現代に残したものもとても多い。そんなナポレオンを伝記等で呼んだことのある人も多く、興味をもたれる方も多いだろうと思う。スケールも大きくエピソード1・2で4時間くらいかかるがぜひ一度。


おススメ度: 展開が速く、歴史の勉強をしている気分になってきたが、虚構に隠されていないナポレオン像を追おうとしたいい作品だと思っている。おススメ度はにしている。




【ナポレオン関係】