TURNING☆POINT〜世界史(西洋史)を舞台にした歴史映画・DVD紹介のサイト〜


カスタム検索


歴史映画紹介


スパルタカス(2004年)


Spartacus/アメリカ

監督:ロバート・ドーンヘルム

<キャスト>  ゴラン・ヴィシュニック  アラン・ベイツ  アンガス・マクファーデン  ローナ・ミトラ 他

1960年劇場公開(UNI)


スパルタカスの反乱(紀元前73年〜紀元前71年)を描いた1960年の名作のリメイク。1960年版を意識しなかったはずもないと思うが、主観の問題は混じってもやはり1960年の作品には及ばないかなと思う。1960年版『スパルタカス』も紹介しているのでそちらも読んで欲しい。


物語の始まりは、ガリア地方の田舎に暮らすヴァリニアが、突然ローマ兵によって捕らえられ奴隷にされるところから始まる。それと同じ頃、鉱山で働くトラキア人奴隷のスパルタカスも、剣闘士として買われた。剣闘士として鍛えこまれたスパルタカスとヴァリニアの出会いは戦いの前日。剣闘士として命をかける男たちには前日に女があてがわれた。連戦連勝を続けるスパルタカス。だが、ローマの有力者だったクラッススの面前で行われた戦いで、スパルタカスを倒した黒人剣闘士がクラッススに向けて襲い掛かったが失敗に終わり黒人剣闘士は殺された。自らの誇りを守るために死を選んだ黒人剣闘士に触発されたスパルタカスは他の剣闘士たちも引きつれ、ついに反乱を起こした。反乱は成功しスパルタカスは指導者として任されるが、奴隷たちは復讐のためローマ人に自分たちが受けた仕打ちを返そうと凶暴化していく。ヴァリニアは、自分たちがされたことを相手にし返すのでは、相手と同じところまで自分を貶めるだけだとスパルタカスに訴えるのだが……。


スパルタカスもあまり史料の残っていない人物ではあるが、この作品ではとても雄弁に理想を語る人物として描かれているように感じた。1960年版のカーク・ダグラスと比べて、線が細い印象を受けるのは少々気になるところ。


こちらの作品のほうが、ローマ側の動きや思惑が丁寧に忠実に描かれているように思う。奇をてらった作りをしていないしっかりした作品なので、古代ローマ時代に興味のある方には一見してほしい作品。


おススメ度: おススメ度はとしているが、あっさりした作品で見やすく感じた。真面目なローマ史劇で個人的にはおススメの作品。




【スパルタクスの反乱】