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歴史映画紹介


偉大な生涯の物語(1965年)


THE GREATEST STORY EVER TOLD/アメリカ

監督:ジョージ・スティーヴンス

<キャスト>  ックス・フォン・シドー  チャールトン・ヘストン  キャロル・ベイカー  シドニー・ポワチエ 他

1965年劇場公開(UA)



The Greatest Story Ever Told (1965) - Theatrical Trailer - c United Artists



自分自身はキリスト教徒でも何でもないのだけれど、イエスは、その後の歴史に与えた影響という意味で(善きにつけ、悪きにつけ)これ以上に偉大な人物はいないだろう。小エピソードの積み重ねになっており、1つ1つの話はとても良い話やためになる話になっている。ぶつ切りにして、道徳の授業に使えそうな感じだ。ただ、全体として見ると、3時間もの時間も重なって、やたらと長くだれっとした作品という印象を受けた。


物語は混乱のローマ時代。ベツレヘムの馬小屋での誕生から、旅をしながら神の教えを説いて回るものの、巨大となっていくイエスの信奉者たちに、ついにイエスは捕えられ、ゴルゴダの丘での磔、そして3日後の復活。その中で、脚の不自由な男に、「いくら祈ったって、俺の脚が動くことはないんだ」と迫られる場面がある。イエスは、「動かないのは、動かそうとしないからだ」と返す。いくら祈ったって、自分から動かなければ、何も変わらない。祈りというのはそういうものなのだろうと思う。


個人的に好きな場面が、眠っていたイエスの弟子の1人が盗賊に、外套を奪われてしまう場面。神の教えを説くイエスに、弟子は納得しつつも呟く。「でも外套がなければ寒いです」 その弟子に、イエスは自分の外套を差し出す。人間にできることなんて、その程度のことかもしれない。しかし、自分だって寒いのに、ためらわずに差し出すことができるだろうか。だからこそ偉大なのだと思った。


おススメ度: 自分がキリスト教徒ならもっとおススメ度も上がったかもしれないが、とにかく観るのに忍耐を感じる作品だったのは確か。おススメ度はにしている。




【イエスの伝記】