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歴史映画紹介


マリア(2006年)


THE NATIVITY STORY/アメリカ

監督:キャサリン・ハードウィック

<キャスト>  マリア:ケイシャ・キャッスル=ヒューズ  ヨセフ:オスカー・アイザック   エリサベト:ショーレ・アグダシュルー   アンナ(マリアの母):ヒアム・アッバス 他

2007年劇場公開(エイベックス・エンタテイメント)



The Nativity Story Trailer



イエスの母マリアとその夫ヨセフを描いた感動の作品。新約聖書を下敷きに、宗教作品としても、歴史ものとしても、楽しめる作品になっていると感じる。マリアが救世主を身ごもり、ヨゼフとともに迫害から逃れるためにエジプトへと逃れるまでを描いている。『パッション(2004年)』のような凄惨さやインパクトはないものの、過酷な運命を背負ってしまった少女と、それを必死で支えようとする夫を描いた心温まる作品になっている。主演のケイシャ・キャッスル=ヒューズの少女から母へと成長していく演技は素晴らしく感じた。


紀元前。ヘロデ王が統治する王国の小さな村。ヨセフとの結婚が決まったマリアは夢の中で天使から救い主を産むことを予言される。婚約中は性交渉を持ってはならない取り決めになっており、それを厳粛に守っていたマリアだったが、なぜか妊娠していることに気付き混乱する。村人から蔑みの目で見られるマリアだったが、夫のヨセフの前にも天使が現れ、ヨセフはマリアを信じ守ることを誓う。そのころ、ヘロデ王は救世主の預言を恐れており、救世主を早く見つけて処刑するために、すべての民衆の住民調査を行うことを決めた。ヨセフはマリアを連れて故郷ベツレヘムへと向かうのだが、星の動きにより救世主の誕生に気づいた東方の三賢者も王国へと向かっていた。


異国情緒あふれる三賢者の姿もなかなか面白い。マリアとヨセフが濁流やヘロデ王の兵士たちから逃れているあいだ、なんだか間延びした彼らの姿が滑稽でもある。でも個人的に助演賞をあげたいのはマリアが乗っていたロバ君かな〜と思う。


おススメ度: 宗教的な側面を持った作品でありながら崇高な愛の物語に仕上がっている。これまでにいくつか紹介している初期のキリスト教の物語としては衝撃も、話題性も少ないものの、ほんわかと感動させてもらえる作品になっている(とばっちりで殺されている子供たちやその親にとってはほんわかどころではないが。)。個人的におススメの作品、ということで、おススメ度はにしている。




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