TURNING☆POINT〜世界史(西洋史)を舞台にした歴史映画・DVD紹介のサイト〜


カスタム検索


歴史映画紹介


女帝〜エンペラー〜(2006年)


The Banquet:夜宴/中国・香港

監督:フォン・シャオガン

<キャスト>  ワン:チャン・ツィイー  ウールアン:ダニエル・ウー  リー:グォ・ヨウ  チンニー:ジョウ・シュン 他

2007年劇場公開(ギャガ・コミュニケーションズ)



The Banquet (2006) Trailer



シェイクスピアの名作ハムレットを五代十国時代の中国を舞台に映像化した作品。チャン・ツィイーが夫である国王を殺され、国王を殺して王位に就いた国王の実弟のリーに身をまかせながら復讐の時を待つ女性を演じている。絢爛豪華な宮廷のセットなどはすごいと思うし、チャン・ツィイーはやっぱりきれいな女優だと思う。正直、ダースぺイダーみたいな敵兵の姿はどうかと思うが。そういった、映像美を楽しむ分にはいいと思うし、原作が古典もので作品自体は2時間飽きずに楽しめる作品だと思う。ただ、最近食傷気味のワイヤーアクション満載の香港映画の感も強い。


物語の舞台となる五代十国の時代とは907年〜979年の唐の滅亡から宋の成立までを指す戦国時代。貴族が没落し、武士の政治が始まった時代にあたる。皇帝の実弟のリーは、兄を殺し、皇帝となる。さらに、皇太子のウールアンの抹殺のために討っ手を差し向けた。さらにリーは、先帝の妻ワンに手を伸ばした。リーへの復讐のために、そして義理の息子であり密かに心を寄せるウールアンを守るためにリーの妻となったワン。リーの差し向けた暗殺者から逃げ延びたウールアンもまた、復讐を誓い国に戻ってきた。


見るべきシーンはたくさんあると思うのだが……ワイヤーアクションを使った戦闘場面は個人的にはう〜んと思う。もっとしっかりと人間を描いてほしかったな、という感がある。暗殺者が誰だったのかをはっきりと描かないラストも含めて、独りよがりな感が強い作品に感じた。


おススメ度: 女帝はemperorではなくempressだろ? というツッコミは今更しないけれども……なんだかなぁ。個人的には苦手なタイプの中国映画だったあので、少し評価を落としておススメ度はとしている。




【関連商品】