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歴史映画紹介


三銃士(1973年)・四銃士(1975年)


The Three Musketeeers,The Four Musketeers/イギリス

監督:リチャード・レスター

<キャスト>  アトス:オリヴァー・リード  アラミス:リチャード・チェンバレン  ボルトス:フランク・フィンレイ  ダルタニアン:マイケル・ヨーク  コンスタンス:ラクエル・ウェルチ  ウィンター夫人:フェイ・ダナウェイ 他

1974年劇場公開(FOX)・1976年劇場公開(FOX)



The Three Musketeers -- trailer



この1973年、75年版の三銃士と四銃士は、それぞれ同じスタッフ、キャストで製作され別々に公開された作品。単作でもDVD化されているが、僕が見たのが両作が一本になっているものだったので一緒に紹介しておく。


内容は18世紀のフランスを舞台にダルタニアンと彼の仲間になった三人の銃士が、リシュリュー枢機卿とその一派の陰謀を打ち砕く物語。三銃士はどちらかといえば顔見せというか序章に近く、四銃士のほうが冒険色も強く、アクションも派手で見ごたえのある作品だが、やはり三銃士を見てから見たほうが断然面白い。ヨーロッパ映画らしい落ち着きと、監督の個性なんだろう軽妙な作風の作品。


「三銃士」では田舎から出てきたダルタニアンが、三人の銃士や、コンスタンスとの出会い、リシュリュー枢機卿の陰謀から王妃を守るために奔走する姿を描く。「四銃士」では、「三銃士」でダルタニアンに足元をすくわれた格好になったウィンター夫人、ロシュフォール卿にコンスタンスが狙われる。そこに、カトリックとプロテスタントの対立が入り込む。


なかなか細部まで練られた楽しい作品だと思うが、ダルタニアンとコンスタンスの関係が不倫の関係だということ(旦那がバスティーユに送られそうな時に口説くなよ……口説かれるなよ……)や、ダルタニアンたちが奔走する理由がバッキンガム公とフランス王妃との不倫の事実をもみ消すためだったりするあたりがいまいち笑えなかった理由かな(あくまでも、自分個人の倫理観と照らして、だけれども)。


おススメ度: 個人的には、三銃士の映画作品(といっても今のところ2タイトルしか用意していないが)の中では一番好き。紛れない名作であり、落ち着いた歴史劇をお好みの方は必見。おススメ度はにしている。




【原作】