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歴史映画紹介


裸のマハ(1999年)


VOLAVERUNT/アメリカ

監督:ビガス・ルナ

<キャスト>  カイエターナ(アルバ公爵夫人):アイタナ・サンチェス=ギヨン  ペピータ・トゥドー:ペネロペ・クルス  フランシスコ・デ・ゴヤ:ホルヘ・ペルゴリア  マヌエル・デ・ゴドイ:ジョルディ・モリャ  王妃マリア・ルイーサ:ステファニア・サンドレッリ 他

1999年劇場公開(シネマパリジャン)



Volaverunt Trailer (Castellano)



19世紀初頭のスペインを舞台にした歴史サスペンス。フランシスコ・デ・ゴヤが描いた名画、『裸のマハ』を巡り、宮廷の権力闘争や女の争いを描いている。


突如謎の死を遂げたアルバ公爵夫人、カイエタリーナ。彼女は華やかな交友関係で宮廷にも強い影響力を持っており、時の権力者の宰相のゴドイも彼女の愛人だった。王妃マリア・ルイーサは彼女をひどく嫌っていた。そのため、カイエタリーナの死はマリア・ルイーサによるものではないかとさえ思われた。


事件直後と過去を行き来しながら物語は紡がれていく。その中心にあった名画『裸のマハ』。ナポレオンによる侵攻直前のスペインを舞台にした美しい映像美。また、最後の真相にたどりつくまでじっくり楽しめるストーリー展開になっている第一級の映画になっている。ただ、人物の相関関係を今一度おさらいしてから観た方が楽しめるだろう。


ぺネロぺ・クルスが演じているのはゴドイの愛人で『裸のマハ』のモデルとも言われるゴドイの愛人のベビータ。タイトルから連想されるようなエロティックな作品を想像して観たら間違いなく拍子抜けする。


おススメ度: 実を言うとこの作品は、『宮廷画家ゴヤは見た(2006年)』の後にDVDで観たタイトル。その関係で少し、人物関係を確かめてから作品に臨めたので、人物関係で混乱することはあまりなかった。しかし、それがないと意外に混乱するかもしれない。時間軸も、今と過去を行ったり来たりする構成なので分かりにくいかもしれない。しかし、難解な作品ではないので二時間ドラマを見るような感覚で観られるのではないだろうか。おススメ度はにしている。