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歴史映画紹介


ヘブン・アンド・アース〜天地英雄〜(2003年)


WARRIORS OF HEAVEN AND EARTH:天地英雄/中国

監督:ハー・ピン

<キャスト>   李:チアン・ウェン  来栖:中井貴一  文珠:ヴィッキー・チャオ   安:ワン・シュエチー 他

2004年劇場公開(SPE)



Warrior of Heaven and Earth Trailer



『ヘブン・アンド・アース』で舞台となっているのは紀元700年頃の中国。この頃は唐王朝が全盛だった時代。モデルとなっているのは西遊記のモデルにもなった玄奘三蔵のシルクロード横断だという。また、日本からも主演の一人として中井貴一が出演している。


中井貴一演じる来栖は13歳の時に遣唐使として長安を訪れ皇帝に仕えながら唐の学問や文化や武術などを学んでいた。長い時がたち、一通り学問を修めた来栖は日本への帰国を願い出る。その来栖に、最後の任務として反逆者、李の暗殺の命令が下される。長安まで皇帝軍の司令官の娘、文珠を送り届ける道すがら、李の捜索を進める来栖。


その李の反逆とは突厥(とっけつ:中央ユーラシアの遊牧国家)の民間人殺害を命じられながらそれに従わなかったものであり、部下たちと別れシルクロードを追っ手から逃れていた。李は嵐と遭遇し重傷を負ったところを長安に仏典を運ぶ途中のキャラバンの男に助けられる。キャラバンも、護衛の男を失い途方に暮れているところだったため、李は護衛としてキャラバンと同行することになる。さらに、途中でかつての部下たちと再会し、ともに護衛として進むことになる。


しかし、来栖に見つかった李は、護衛の任を全うするまでは決闘を先延ばししてほしいと申し出、来栖はこれを受け入れる。キャラバンは突厥や西域を支配する者たちから次々と攻撃を受ける。文珠とともにキャラバンに同行するようになたった来栖もこれに加勢するようになるが、いったいなぜ金銭価値のない仏典がこれほど執拗に狙われるのか、疑問を感じるようになる。


中国時代劇としては映像面では『HERO〜英雄〜(2002年)』『LOVERS(2004年)』などには見劣りするものの、熱い男たちの物語だと思う。それだけに、最後のオチにはちょっと疑問を感じる。


おススメ度: 序盤から中盤にかけて、いい中国時代劇だと思ったが、最後になってSFの要素が入ってきてちょっと痛い。おススメ度はにしている。



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