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歴史映画紹介



2.古代史を舞台にした歴史映画


このサイトで扱っている古代は先史時代〜476年です。先史時代は古代史とは切り離して考えるべきでしょうが、映画の数自体がありませんし、神話とも違うと思いますので、とりあえずこちらに入れています。古代史は歴史家にとって語ることができる歴史の始まりの時代であり、無階級の社会だった原始時代から階級のある文明社会の第一段階へと発展しました。

かつては古代ギリシアや古代ローマを指していた古代史という言葉も、考古学による様々な発見でさらに昔の古代エジプトなどの文明の芽生えの時期までその手を伸ばすことができるようになりました。神話の向こう側に隠れていた物語も、実は実際の歴史をもとにしていたことも明らかになったものもあります。シュリーマンの発掘によって、それが実在のものであったことが明らかになったトロイア戦争などはその典型です。

分類上、旧約聖書の創生記や出エジプト記なども、事実をもとに作られてはいると思いますが、これらは『1.神話・伝説・伝承を舞台にした歴史映画』のページに置いてあります。

このサイトでは西洋史をメインにしておりますので、古代史の中心は古代地中海世界ということになります。ナイル川周辺に出現した古代エジプトの文明とチグリス・ユーフラテス側周辺に出現したメソポタミヤ文明をこれらの地域をオリエントと呼んだりします。オリエントの文明は、古代エジプトとメソポタミヤの間には数多くの部族があり、それらは時として影響を与えあい、時として影響を与えあい洗練されたものになっていきました。

オリエント文明の影響を受けてエーゲ海文明が芽生えました。古代ギリシアのこの文明は西洋文明の土台となりました。紀元前500年ごろにはオリエント地域に絶大な力を持つアケメネス朝ペルシア帝国がギリシアに侵攻しますが、古代の都市国家は集結してこれを撃退します。そのため、ペルシアは経済的・軍事的圧力をかける戦略に転じ、ギリシア内で戦争が起こり統一はとても望めない状態となりました。紀元前4世紀、マケドニアの王になったフィリッポス2世、アレクサンドロス大王はギリシアを統一し、アレクサンドロス大王はペルシア帝国に攻め込み、これを滅ぼし、インドまで至る大帝国を築きます。しかし大王の死後帝国は分裂します。

古代イタリアの都市国家ローマは、紀元前5世紀ごろにイタリア半島の覇権を確立し、さらに外へと向かって膨張し、現在の西欧やエジプトまで支配する広大な領土を手に入れます。古代ローマは初期のころは共和制という政体を取っていましたが、領土の拡大に伴い内乱が巻き起こり、その結果政体は帝政へと移行します。その後、パクス・ロマーナ(ローマによる平和)の時代を経て、ローマ帝国の弱体化が著しくなり、395年にローマは東西に分割され、ゲルマン民族の大移動により西ローマ帝国は蹂躙され、476年、ついに滅亡します。

古代ローマ時代の大きな出来事にキリスト教の成立があります。紀元前4年に生まれたイエスを救世主とするこの宗教は、幾度となく激しい弾圧にさらされましたが、3世紀半ばに公認され、世界的大宗教へと至っていきます。




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